MDMの導入で得られるメリットとは?

MDMの導入で得られるメリットとは?

MDMを導入することで得られるメリットですが、従業員に貸与したモバイルデバイスを会社の管理部門が一元的に管理できるようになることが最も大きな点です。
例えば、あまりあるべきではない話ですが、会社が貸与している端末に、個人的なアプリを勝手にインストールして利用している従業員もいるかもしれません。
確かに中には業務の効率化に資するアプリもありますので一概に非難するわけではありませんが、多くのケースでは仕事とは関係のない趣味的なアプリだったりしますし、仮に仕事の効率化のためのものであっても、出どころのはっきりしないアプリを勝手にインストールすることで例えばウイルス感染のリスクがあったりするわけで、管理部門としては頭の痛い話です。
MDMを導入すればこのような問題を解決し、従業員が自分勝手に許可のないアプリをインストールできないように制御可能となる一方、会社が認めた業務アプリを一斉配信するようなこともできます。

MDMの導入にはデメリットもあるので注意!

MDMの導入は、モバイル端末管理の業務効率化、紛失・盗難時のセキュリティリスクの軽減、従業員による端末の不正利用防止など様々なメリットがあります。
一方で、MDMの導入によってモバイル端末が使いにくくなる恐れがあるので注意が必要です。
MDMによるモバイル端末の私的利用防止機能は便利ではありますが、業務に有益なアプリケーションの利用まで制限してしまう可能性があります。
また、パスワードや承認プロセスを複雑にしすぎると、アプリケーション利用までの工程が煩雑となります。
その結果、業務効率の低下を招いてしまう恐れもあるので、セキュリティへと業務効率のバランスを意識しながら運用することが大切です。
導入に一定のコストがかかるのもデメリットのひとつです。
MDMの導入は、従業員や端末数に応じた手間と時間がかかります。
加えて、運用開始前にはセキュリティポリシーの周知のための研修を実施するなど、学習や教育にもコストがかかるという点を十分に理解しておく必要があります。

MDMに関する情報サイト
MDMって何?

このサイトは、モバイルデバイス管理でもあるMDMとは何か、どのような機能があって導入する事でのメリット、そして選定を行うときのポイントなど初めての人でも理解しやすい内容で紹介を行っています。導入におけるメリットを知ることは、現在の業務をより効率的なものに変えられるチャンスに繋がる部分です。また、それぞれの会社に合う製品がよういされているわけですが、自社に合うものを選ぶ際のポイントなど基礎知識にも触れているので参考にされると良いでしょう。

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